
糖質制限は物凄く痩せることのできるダイエットだとこの身をもって実感している私だが、先日土日だけ糖質制限を解除してみた。
これまで3ヶ月程糖質制限を行っており、チートデイも挟んでいたとは言え2日連続で糖質制限を解除することはなかった。
すると私の体に恐ろしい変化が訪れたので、これから糖質制限を始めようと思う人、糖質制限をそろそろ解除しようとしている人のためにも何が起きたのかを書いていく。
それまで行っていた糖質制限
私の行っていた糖質制限は所謂スーパー糖質制限というレベルで、1日40g以下の糖質しか摂取していなかった。
糖質40gというとおにぎり1個分くらいのものだ。
りんごだとおよそ3個分なので、キティちゃんの体重分りんごが大体1日に摂ってもいい糖質量となる。
これを紆余曲折ありながら、チートデイを挟みながら3ヶ月継続することで15kg以上の減量に成功した。
腹回りもどんどん細くなってズボンもガバガバになったし、腕時計のベルトも1段階きつく締めても少々ゆるゆるになってしまうくらいになった。
そして今回、土日の2日間糖質制限を解除して食べまくり月曜日を迎える運びとなったのだった。
変化①圧倒的に空腹感が増した
糖質制限に慣れるとそれほど空腹感にさいなまれることはなかったのだが、土日に糖質を大量に摂取した結果翌日は物凄い空腹感に襲われた。
朝の空腹感も凄くてお昼ご飯が待ち遠しくて堪らなくなり、夕方空腹過ぎて間食にナッツ類を食べ、夜ご飯前は空腹で胃液が上がってくるようなあの感じが襲ってきた。
晩御飯を食べてもまた2時間後くらいに空腹感が襲ってきており、体が米や麺を欲しているのだと分かる。
近頃は間食を全くしなくても晩御飯をヨーグルトと納豆だけでも問題なかった。
しかし糖質摂取後はそれまで食べていたメニューと同じ物を食べても、朝ごはんも足りない、昼ご飯も足りない、おやつは必須、晩ご飯も足りないという状態になってしまった。
変化②体が急激に膨らんだ
2日間糖質を摂取しただけで体が膨らんだ実感が凄くある。
ガバガバだったズボンも腹回りのガバガバ具合が大したことないレベルになり、腕時計のベルトも緩さがなくなってしまった。
おそらく糖質だけに依るものではなく、糖質を摂る際に塩分も多量に摂取したため浮腫んだということもあると思っている。
もちろん糖質のせいでもある。糖質の大量摂取によりグリコーゲンをたっぷりと体に蓄えたので、そのグリコーゲンが水分を溜め込んで体を膨らませているのだ。
これほどまでに急激に体は膨らむものかと驚愕した。
変化③物凄い眠気に襲われた
これは糖質を摂った翌日ではなく糖質を摂ったその日のことだが、凄まじいまでの眠気に襲われた。
昼食を食べて眠くなり、15分くらい仮眠をとろうと思ったら3時間寝てしまった。
それで夜寝れなくなると思わせて、夜は夜でしっかりと眠くなってすぐ寝ることができた。
糖質摂取による急激な血糖値の乱高下がここまで人間の睡眠に影響を与えるのかと驚きを隠せない。
むしろ寝付きが悪い人は糖質制限して血糖値を低く保って、糖質をガッと摂ればスッと眠れるのではないかと思う。
変化④糖質制限を辞めたくなる
これまでもチートデイを行ったが、糖質制限を辞めたくなることはなかった。
しかし2日連続で糖質を解放するとまさかの糖質制限そのものを辞めたくなる事態が発生した。
そう、今まさに糖質制限辞めたい気持ちが湧き上がっている最中である。
これを書くことで自分を見つめ直して何とか糖質制限を続けるつもりでいられているが、なければもう糖質制限を辞めてしまっていたかもしれない。
改めてしばらく糖質制限生活に慣らすことでこの状況を打破できると思われるが、3ヶ月積み上げてきた習慣がたった2日で壊滅させられそうになっているというのは糖質の恐ろしさを感じる。
終わりに
今回は糖質制限を解除した際に訪れた変化を書いたがいかがだっただろうか。
糖質が体にもたらす影響力は凄まじく、人間の体が如何に糖質を求めているかが実感としてわかった気がする。
あるいは糖質の中毒性と言ってもいいかもしれない。それほどまでに糖質は人間の体にとってエネルギーにしやすい素晴らしい栄養素だということだ。
私はこれからも糖質を制限するが、もちろん糖質を摂ることに否定的ではない。むしろ痩せたらある程度糖質を摂取するつもりではある。
何事もバランスが大事だということは言っておく。
以上。