
どうも、100kg超え同志諸君。
諸君らの中あるいは周りには突如ダイエットに励み始める者も多いであろう。
そういった者たちは何故ダイエットを始めるのか。ダイエットするんだったら最初から太らなければいいではないか。そういった疑問を持つ者もいるであろう。
今回は太った者たちが何故ダイエットを始めるのか。私の体験を踏まえ、そのきっかけをお教えしよう。
1.ユニクロの服が着れなくなる
まずは程度の軽いものから始めるとしよう。
体が大きくなってくるとユニクロの服が着れなくなる。GUなどもっての外だ。
簡単に言うとXLが入らないのである。上着はもちろんのことジーンズなどもサイズがなくなる。
今まで服を買っていたお店で服が買えない。安い服は大衆向けに大量生産されたものなので服飾にかかるお金が増えてしまう。
これがデブ初心者が陥りがちな問題であり、ダイエットをしようと思うきっかけとなる。
2.今まで着れたスーツが着れなくなる
1とほとんど同じであるが、スーツが着れなくなるのもきっかけの一つとなる。
私服と違い、スーツは値段が高いのでつい着れるギリギリまで新しいものは買わなかったりする。
そうするとスーツを着た時に残念な見た目になるので仕方なく新しいスーツを買うが、やはり高いので「ダイエットしなきゃな」と考える。その時だけは。
3.健康診断で悪い結果が出る
こんなの当たり前じゃないかと思われるかもしれないが、案外大事なことである。
というのも、意外と健康的なデブは多いのだ。健康診断では多少値が悪くても「経過観察」くらいのレベルの人が多いのである。
しかし「要再検査」を超えて「要精査」ともなると精密検査を受けることを推奨され、健康診断の結果が入った封筒にもう一つ本人が開けてはならない封筒が同封されているという恐怖。
検査を受ける病院の先生に見せるための紹介状のようなものであると推測されるが、開けてはならないので真相は闇の中。
4.日常生活で体の異常を感じる
階段を登るのが辛く、頑張って登ると呼吸が苦しくなり軽く心臓にくる。そのため階段を避けるようになる。20〜30段くらいならまだ大丈夫だがそれ以上は辛い状態となると、「まだある程度動けるうちにダイエットしておかないとこの先ヤバイぞ」という恐怖に苛まれるのだ。
また、寝苦しくもなる。仰向けで寝ようとすると呼吸が苦しい時があると、危機を感じて痩せないとまずいと思う。しかし寝て起きると忘れる。
あぐらをかいて座れば足が痺れ、椅子に長時間座るとおしりや腰骨が悲鳴をあげる。映画館で映画を見るのも後半辛いレベルだ。
日常生活に異変が起きるとさすがにダイエットを考える人は多い。
5.婚活市場において人権がないことを知る
デブでも結婚はしたいものである。しかしアクティブデブでもない限り婚活はどこかしらにお金を払って出会いを提供されるサービスを利用する。
その際に気付くのだ。デブに人権はない、と。
当然と言えば当然で、男性も女性も物凄くたくさんの人の中から選ぶのだからわざわざデブを選ぶ理由がない。
年収が高ければ可能性はあるが、一説によるとデブというだけで年収に換算して400万円分損をするらしい。
つまり今の年収から400万円引いた年収が、普通体型の人とした時の自分の年収なのである。日本人の平均年収が400万円強なので、ほぼニートだ。
人権を得るには年収1000万円近くなる必要がある。しかしそんな年収にはなれない。痩せるしかない。
6.周りにダイエットを決意してライザップに通い始めた人がいる
自分でダイエットを決意する人もいれば、周りに影響されてダイエットを決意する人もいる。
特に本気でダイエットをする人を見ると、自分もやる気が芽生えるのは様々な場面であるのではないだろうか。
今ではライザップが有名だが、あのように高いお金を払って自分に逃げられない環境を作るのは非常に有効な手段であり本気の現れなので、周りのデブもダイエットを始めるキッカケとなりやすい。
ライザップまではいかなくても近所のジムに通い始めたりプールに行き始めたりする。そしてライザップに行った人を見てまたやる気をもらう。非常に良いサイクルである。
余談
余談ではあるが、ズボンの股に穴が空くのも自分が太ったことに気付く要因となる。しかし新しいズボンを買うだけでダイエットのきっかけとはなりにくいので今回は対象から外した。
また、自分の体を鏡で見ても「太ったなぁ」と思うだけでダイエットまでは考えが至らないのでこれも対象から外した。むしろこれくらいでダイエットを考えるくらいなら最初から太らない人だろう。
終わりに
いかがだっただろうか。
今回はダイエットを決意するきっかけをまとめてみたが、思い当たる節が多々あったのではないだろうか。
ダイエットは決意すれば完了するものでもなく、その思いをどれだけ持続できるかが大事なのは皆も承知だろう。
ダイエットする心が揺らいだ時はそのきっかけを思い出してはいかがだろうか。
以上