どうも、体重100キロ超えの同志諸君。
噂によると我々のようにスタウトなピープルは多くないらしい。
そこで今回は体重が100キロを超えると人間どうなっていくのかを書いていこうと思う。
同志諸君は「あ〜、あるある」と共感してもらえるはずだ。まだ100キロは未知の領域である人は「なるほどそうなるのか」と思ってくれたまえ。
それでは書いていく。
1.100キロ超えると体重への執着がなくなる
そもそもここまで太る人間がダイエットなど本気で取り組んだことなかろうが、一応頭の片隅には「痩せたほうが色々いいんだろうな」とは考えているものだ。周りからも痩せろ痩せろ言われるということもある。
100キロが近付くとなんとなくヤバイ気がして、ちょっとダイエットのようなことをし始めたりもする。
しかし続かない。それもそのはず「体重が100キロいきそうだから」なんてダイエットのモチベーションにはならないからだ。
そしていざ100キロを超えると、何かから解放されたような気がして体重なんてどうでもよくなる。自己肯定し始めてむしろ誇らしくなるほどだ。
100キロを超えることができるのは才能がある人だけ。自分は才能がある。何か言ってくる奴は才能を僻む小物。と言った具合だ。
さらに時間が経つと体重が増えようが減ろうがどうでもよくなる。体重計にも乗らなくなり、自身の体重に関心がなくなるのだ。
2.服にお金がかかるようになる
元々良い服を着ている場合は当てはまらないかもしれないが、安い服が入らなくなってしまうのだ。
私もユニクロやGUといった大衆向けの安い服屋には大変世話になったが、100キロ超えたあたりからユニクロに自分に合うサイズの服がなくなってしまった。
着れる服がないのは流石にマズイので、サカゼンなど大きい人向けの服屋さんに行くしかない。そうすると結構高いのだ。服が。
ユニクロはインナーを買う所。服はちゃんとした所でお金を出して買う。そういう感覚になった。
そして太りすぎるとスーツにお金がかかってしまう。
太ってスーツがパツパツになることもそうであるし、太ももが太くなるとスーツのズボンの股に穴が空いてしまうのだ。擦れて。
スーツを買う時は2パンツないし3パンツの物しか買う気にならなくなる。
3.物によくぶつかるようになる
体の幅というのはなかなか感覚を掴みづらいもので、自分の感覚ではぶつからない程度に避けた物にぶつかる。
特に二の腕の太くなりっぷりが難しく、壁際を歩いていて出っ張りがあると大概ぶつかる。
なので物との間隔は多めに取り始める。これは我々なりの気遣いなので気にしないように。
人ともぶつからないように頑張るのだが、体を横に向けてもお腹が出ているので結局幅をとってしまい、ちょっとぶつかる。
あるいはこの巨体とぶつかりたい人が多いのかもしれないが、ぶつかって楽しいことはないのでやめてほしい。
4.体重100キロ超えに見られない
見た目が見た目なので体重が何キロなのかという話題になるが、100kgを超えていると言うと驚かれる。
どうやら一般人は体重100kgに特別大きいイメージを持っているようだ。
ちなみに「もっと体重少なく見える」と言われるのは別段嬉しいわけではないのであしからず。
5.階段への抵抗が半端じゃない
とにかく階段が辛い。たかが階段、されど階段。階段を舐めることなかれ。位置エネルギーは重量と高さによって決定されるのだ。
歩道橋なんて渡りたくない。それならちょっと遠回りでも横断歩道を渡りたいのである。
エレベーターやエスカレーターを発明した人は最高の発明をしたと思っている。感謝カンゲキ雨嵐。
私の場合は階段を60段も一気に登れば心臓は痛むし呼吸も乱れ放題である。
足はガクガク、ふらふらして階段から落ちるのではないかと気が気でない。
6.あぐらをかいても脚が痺れる
本来は正座をして脚が痺れるものだろうが、あぐらでも脚が痺れる。
脚を伸ばす他に道はなし。正座なんてしたら膝が壊れるので絶対にやらない。
居酒屋などで座敷だった時の絶望感。テーブルか掘りごたつ式の席でないとトイレに行くのにもかなり苦労する。
体育座りもお腹がつかえてできない。結局あぐらをかくのだがやはり足が痺れる。
何か楽な座り方がないものか模索中。。。
余談だが、自転車やエアロバイクに乗ると股間が痺れてしまう。健康上問題ないのかどうかは不明。
足が痺れるかの如く股間が痺れてしまうのは少し怖い。しかしながら股間が痺れてこそ同志だと言ってもいい。
7.よくお腹を冷やしてこわす
お腹に脂肪が詰まっているから暖かくてお腹が冷えないだろうと考える輩がいるようなので言っておく。お腹はすぐにこわすぞ。
お腹が出ているためインナーのTシャツがクリクリクリっと巻かれてしまい、お腹を出した状態で眠ってしまうのだ。
パンツを深くはいても同様にクリクリクリっとなってしまう。そしてお腹をこわす。致し方がないのである。
8.スーツを売るお店は普通に大きいサイズを売っていることに気付く
ユニクロなどの服屋さんはサイズがなくなるが、スーツなどを売るお店に行くとかなり幅広いサイズを取り扱っていることに気付く。
普通に買うことができるのである。なんならもっともっと大きくなっても大丈夫まである。
値段もさほど変わらないので、平等に扱ってもらっている感がある。これは痩せている人間にはわからない感覚であろう。
9.洋式トイレにも大きさがあることを知る
洋式トイレにも大きさがあることを知っているだろうか。大きいサイズと小さいサイズがちゃんとあるのだ。
私の場合だが、友人宅のトイレは小さい。それ故、あのトイレで大きい方の用事はかなりやり辛い。
まだ引っ越す予定はないが、引っ越す際には絶対にトイレの大きさはチェックする。同志諸君も是非気をつけてもらいたい。
10.ズボンの前に靴下を履く習慣がつく
靴下を履くという行為は身を屈めないとできない。
そのため先にズボンを穿いてベルトを締めようものなら靴下を履く時にお腹が苦しいことになってしまう。
それが嫌なので靴下はお腹周りが自由なうちに履いてしまうのだ。
同じような習慣が身についたら同志への道は近いと言っても過言ではないであろう。
終わりに
いかがだっただろうか。
同志諸君は共感してもらえていれば幸いだ。
これから100キロを目指す者たちはきっと今回書いたことに直面するはずなのでしっかり準備をしておくように。
以上。