
社会人になって太ったという人は腐るほどいる。
私もそうで、会社に入社してからおよそ30kgも増量した。
ここまで体重が増える人もなかなかいないとは思うが、それでも10kgくらい増えた人はかなり多い。
今回はこれから社会人になる人や社会人になって何年も経っていない人向けに、私が太った原因やこうしておけばよかったという対策を書いていく。
太る原因

①お金に困らない
社会人になると学生時代より圧倒的に稼げるようになる。
そのため食べ物を買う際に「お金がないから買えない」という事態がなくなる。
流石に高級な物は買えないにしても、最近は安くて量が多くてカロリーが高いものなどいくらでもあるので満足するまでたくさん食べることができるのだ。
②忙しくて晩御飯が遅くなる
会社にも依るが、社会人になると忙しくて晩御飯を食べる時間が遅くなってしまう。
しかし仕事は疲れるのでお腹が物凄く空く。
結果夜遅くにたくさんご飯を食べてしまい、さらに翌日も仕事があるのですぐに眠る。
完全に太るサイクルであるが、そんなことも言っていられないのが社会人なのだ。
③運動する習慣がない
仕事の内容にも依るが、デスクワークの場合運動を全くしなくなる。強いて言えば通勤で歩くくらいのものだ。
朝や夜はよっぽどエネルギッシュでない限り運動しないし、休日も仕事疲れで寝て過ごしたくなるので運動しない。
友人も同じような人が集まるのでみんなで運動しようという話にはならず、飲みに行くかゲームしたりするくらいしかしない。
社会人になって運動をよくする人というのは珍しいのだ。
④ストレスのはけ口が食になる
仕事が忙しくなるとストレスが溜まってくる。
そのストレスをどう発散するかだが、そもそも忙しくて時間がないのでそのはけ口を食にぶつけてしまう。
自分は何のために働いているのか。こうしてご飯を食べるためではないか。そう言い聞かせて乗り切るので、食に妥協すると本当に働く意義を見失ってしまわないために食べてしまう。
倒れてしまうよりは圧倒的にマシなので食べることが駄目だとは絶対に思わないでもらいたい。
⑤昼も夜も外食になる
仕事が忙しいと料理をする気が全くなくなり、お金で時間を生み出すべく外食を多くしてしまう。
お昼も居酒屋ランチに行くと美味しくて量も多いのでついつい行ってしまう。
夜も料理をする気がないので外食するかテイクアウトで持ち帰って家で食べる。
そうして太ってしまうのだ。
太らないようにするための対策

①食費をあらかじめ決めてしまう
給料が支給されたら、そこから食費にいくら使うかを事前に決めてしまってそれ以上使わないようにする。
そうすればお金があるからと言って好き放題食べ物を買わなくなる。
貯金もできて一石二鳥なので、是非家計簿をつけて食費に制限を設けてみることをオススメする。
②忙しい時は間食をして晩御飯は少なくする
忙しくて晩御飯の時間が遅くなってしまう場合、夕方の時点で間食を挟むことで晩御飯は大量に食べないようにする。
間食はプロテインバーがオススメで、たんぱく質は腹持ちが良いので晩御飯時点で物凄い空腹ではなくなるはずだ。
ちょっと余裕があればサラダチキンも良い。高タンパク質低脂質で糖質がほぼないという素晴らしい食べ物なので、あらゆるダイエットにも向いている。
晩御飯さえ減らすことができればなかなか太らないので、間食は積極的にすべきである。
③無理矢理でも運動習慣をつくる
運動は自発的にやらないと絶対にやることはない。
通勤で1駅前で降りて歩いたり、休日に散歩したりランニングしたりすると良い。
ジムを契約してしまえば「もったいない」の精神からとりあえずジムで運動するようになる。
運動量は最初はかなり少なくていいので、とりあえず運動をするという習慣をつけておくと後々役に立つ。
④趣味を見つける
ストレスのはけ口を新しく見つけておいて、ストレス発散で暴食する習慣をなくしておいた方が良い。
これが運動であれば最強なのだが、なかなかそうは行かないと思うのでゲームや漫画、アニメでもいい。
絵を描く、服を自作する、カラオケに行く、映画を観る、ブログを書く、勉強をする、瞑想する、株の銘柄を調べる、チャート分析する、プログラミングするなどなど、色々なことが趣味としての可能性を秘めているので試してみるといいだろう。
⑤休日に調理して冷凍保存する
ほとんど節約術みたいになってしまうが、昼も夜も外食になりがちなので休日に食料を買い込んで切り刻んで冷凍しておくといい。
平日はそれを焼くだけにすると調理が簡単に済ませられるので料理をする気も少し湧く。
ご飯を炊いてあとは焼くだけ。夜ごはんを作るついでにお昼ご飯も弁当箱に詰めておけば翌日のお昼ご飯も完成してしまう。
究極は焼くのも休日にしてしまい、平日はレンジでチンだけにするのが良い。節約にもなるのでオススメだ。
終わりに
今回は社会人になって太ってしまう原因とその対策を書いていったが参考になっただろうか。
太っても気にしないという人は軽く読み飛ばしてもらえばいいが、太りたくないという人は是非食と運動を見直してもらいたい。
一度太る方向に流れてしまうとそこから復帰するのはかなりのエネルギーが必要となるので、なるべく最初期の段階から現状維持を意識してもらいたい。
以上。