
私はデブキャラだ。ダイエットをしているがまだまだ太っているのでデブキャラであることに変わりはない。
そんなデブキャラがダイエットすると様々な「あるある」が発生する。
今回はダイエットを志したデブキャラに「あるある」をまとめてみる。
①食べ物を与えようとする人が増える
デブキャラがダイエットを始めると、それまで全然お菓子などをくれたことも無いような人が食べ物を与えようとしてくる。
ダイエットを始めた人に対して行う一種の儀式のようなお決まりの行為なので、これを体験した人も多かろう。
むしろこれで食べ物を受け取るようならもはやダイエットを行っていないとも言えるので、「こいつ本当にダイエット始めたのかな?」という確認行為とも言える。
②ダイエット博士が現れる
ダイエットを始めると、どんなダイエットをしているのか聞いてきて「それじゃ駄目だよ」「そうじゃなくてこういうことしないと」と求めてもいない説教をしてくる人が現れる。
本人的には自分自身が太っていないのが自身の知識や努力の賜物だという自負から言っているのだろうが、体質も違えば現在の状況も全く異なるため毒にも薬にもならない話をしていることに気付いていない。
痩せてきてデブキャラを脱却したタイミングで改めて話を聞くのはいいかもしれないので、とりあえずその場はテキトーに相槌を打っておくのが吉。
人間自分が先行して行っている分野に人が入ってくると嬉しくなってマウントを取りがちなので、あまり本気で相手をしないことをオススメする。
③無責任に太ったままがいいと言われる
デブキャラはキャラクターとして確立されていればいるほどその存在を惜しまれる。
それ故「太ったままの方が良いよ」という圧倒的に無責任な発言を平然とする輩が数多く存在するのは由々しき事態である。
デブキャラは恋人ができにくく結婚もしにくい。不健康にもなりやすい。つまりせっかく痩せようとしている人に「太ったままがいい」と声をかけるのは、その後の人生を左右する重大な発言であることを自覚してもらいたいものだ。
人から痩せない方が良いと言われて痩せないくらいならそもそも痩せる気がないという気もしないでもないが、痩せる努力を辞めさせようとする人はデブを見ることで自分を慰めたいだけなので、そんな思惑には乗らないでもらいたい。
④ダイエット中のデブがマウントを取ってくる
デブ同士でも面倒臭い人間が現れる。
先にダイエットを始めて自分が先輩であるかのように助言にもならないような助言をしてマウントを取る輩が現れるのだ。
そういうデブは後からダイエットを始めた、本来なら同志とも言うべき存在に対して「お前デブだな」という意味合いの発言をしがちだ。恐らくこれまで自分が言われてきたことを言っているのだと思われる。
そこでムキになっても仕方がないので、可哀想な人だと哀れみの気持ちを持って接してあげよう。
⑤チートデイなど都合の良い知識が増えがち
ダイエットを始めると様々な知識を得る。
どうすれば効率的に痩せられるか。苦しくなく、楽に痩せるにはどうすればいいかなどはよく調べる。
そんな中「チートデイ」など敢えてたくさん食べるような知識は記憶に凄く残りがちで、そういった自分の快楽に繋がるような知識がどんどん増えていく。
効率を求めるのは良いが、現実から目を逸らさずダイエットと向き合ってもらいたいと願うばかりだ。
⑥生きる目的、働く目的を見失いがち
食べることは人間の3大欲求であり、デブキャラとしては人生そのものと言っても過言ではない。
それを制限するダイエットは人間として生きることの目的を見失わせてしまう。
何のために働いているのか。何のために生きているのか。全くわからなくなるのだ。
たまにご褒美を設けること、痩せたら制限解除をどの程度するか事前に決めておくことである程度緩和できるが、それでも苦しい時はある。
より趣味に没頭するなど、食以外に人生の目的を持てるよう人生は楽しく生きたいものだ。
⑦体重の減少具合をパーセントで表現する
デブキャラは元々の体重が大き過ぎて、何kg痩せたと言っても「元が重いからなぁ」と言われてしまう。
そこで何パーセント減少したかで表現することで、相手も「自分の体重なら○kgか」と置き換えることができてその凄さを実感する。
私も126kgから16kg程痩せたので12%以上減ったことになり、体重60kgの人に換算しても7kg以上の減量になるという具合だ。
数字は説得力を持ち、自分事として捉えさせると納得させられるのでまだやったことない人はやってみてもいいだろう。
⑧その場にいない人の成功例を聞かされる
ダイエットを始めたことを人に言うと、「○○さんもダイエットして△△kg痩せたらしいよ」という至極どうでもいい情報を伝えられる。
その場にいない人のダイエット成功事例を聞かされても何の情報にもなっておらず、「○○さんも痩せたの!?よぉし!自分も頑張るぞ!!」なんてなるわけないのが分からないのだろうか。
本人がその場にいれば有益な情報も得られる。せめて自分との共通の知り合いであれば単なる話のネタにはなるのだが、自分の知らない人の話をされるともうどうしようもない。
そんなことを言いながら自分もやっていそうなのは内緒。
終わりに
今回はダイエット始めた時あるあるを書いてみたがいかがだっただろうか。
納得するところもあれば納得できないところもあったかもしれない。
他にも思いつけばその都度増やしていこうと思うので、また見てもらえれば幸いである。
以上。