
太るということ。現代社会においては自己管理能力を疑われる行為である。
男女共に太っている人は異性から敬遠されがちで、太りたくないと考える人が人工の大半を占めるであろう。
しかし太ることのメリットももちろんある。今回は体重100kgを超える私が感じた太ることのメリットを書いていく。
①人の記憶に残りやすい

太っているとキャラクターが確立されて人に覚えてもらいやすい。
社会性動物である人間にとって人の記憶に残るというのは物凄いメリットで、社会に出れば上司や取引先から良い評価をもらいやすくなるのだ。
ただし、きちんと仕事ができることが前提となるのは注意だ。仕事ができなかったり素行が悪い場合は悪い意味で覚えられてしまうのでちゃんと仕事はしてもらいたい。
また友人関係においても陽気なデブであればかなり好かれるキャラクターとなる。陽気なデブ程愛くるしいキャラクターはないまである。
異性から敬遠されるというのは恋愛関係においてという意味で、友人関係においてはその限りではない。
無関心よりは陽気な印象を与えた方が今後に繋がりやすいので、ある意味他の人より一歩リードできると言っても過言ではない。
ただし、一歩目はリードできても太ってない人にはあっという間に抜かされるので男女関係は圧倒的に攻め続ける努力が必要にはなる。
②ご飯を多めに盛ってもらえる

太るとその見た目から「たくさん食べるだろう」と思われて、お爺さんお婆さんが経営しているようなご飯屋さんに行くとご飯を多めに盛ってもらえる。
そういうお店の常連になると何も言わなくても勝手に大盛りにされてたくさん食べてしまいさらに太るわけだが、たくさん食べてもらえることを喜んでいるようなので人に喜びを与える人間になれる。
ここでもまた人に覚えてもらいやすいというメリットが活かされており、デブ特有のメリットがダブルで享受できるポイントである。
そういったお店以外でも、目上の人と食事や飲みに行った際にはたくさん食べろ食べろと促されてたくさん奢ってもらえる。
食いっぷりが良いと案外周りも気持ちが良いもののようだが、食べ方が汚いと不快なのでそこだけは注意してもらいたい。
③道で人にぶつかられても動じない

人混みを歩くとたまに人とぶつかってしまうことがある。そんな時に全く動じずよろけることがなくなる。
特に通勤時など人が密集する中で人の流れを無視して我道を突き進む謎の人間と遭遇した時、ぶつかられてよろけると周りの人にさらにぶつかることになるが太っていればよろけず謎人間を元の人の流れに戻すことができる。
しかし決して自分からぶつかりに行くことなかれ。
心は優しく力持ちが基本理念でいてもらいたい。
④お風呂のお湯が少なくて済む

太ると体の体積が大きくなるため湯船に溜めるお湯が少なくて済む。
水道代の節約となる上、環境にも優しいとまで言える。
最近は湯船に浸からずシャワーで済ます人も多いため、そういった人にとってはメリットにはならないのが難点。
銭湯や温泉ではそもそものお湯の量が尋常ではないのでデブのメリットは活かせない。
あくまで自宅の湯船に張るお湯の量を節約できるのだ。
⑤食への欲求を存分に満たせる

太りたくないからとダイエットをしていると食べたい物も食べられず飲みたい物も飲めない。
この忙しくてどうしようもない現代社会において、存分に満たせる三大欲求は食欲くらいだ。
むしろこの飽食の時代だからこそ存分に食欲を満たせるのだから満たさざるを得ないだろう。
しかし太りたくない人はそれができない。デブならそれができる。
太っていると「これ食べたら太るなぁ」と思って存分に食を楽しめないところを、関係ござらんと言わんばかりに何も気にせず食べることができる。
美味しいものを美味しいままに美味しいと感じるままに感じて食べる。これほど幸せなことはあるまい。
終わりに
今回は太るメリットを書いてみた。私同様に太っている人は納得するところも多かったのではなかろうか。
太るということはデメリットしかないと考えていた人も多くいるだろうが、メリットも確かにある。
何かの参考になれば幸いである。
以上。
ひとりではできなかった?[ライザップ]他のジムとはここが違う。