
太るということ。それは生きている証。しかし太り過ぎると痩せるという人も多いだろう。
だがせっかく太った体を痩せさせてしまうことによるデメリットを考えたことがあるだろうか。
何事にもメリットデメリットが存在する。今回はデブが痩せることによるデメリットを書いていく。
①パワーが減る
体重はパワーであり安定感である。その重量を支えるために筋力も増強されている。
減量すると基本的に筋力が減る。そして単純に重量がなくなるので安定感もなくなってしまう。
道行くデブとぶつかれば吹っ飛ばされてしまうこと間違いなし。(そもそも道行く人とぶつかることはほぼないかもしれないが)
代わりに素早さ、敏捷性が上がるので回避性能が上がり人とも物ともぶつかる可能性が減るので、本当に痩せるまでは辛抱強く生きるしかない。
②寒さへの耐久力が減る
脂肪は耐久力であり体温維持装置の拡張機能である。
これは想像がつくことかもしれないが、痩せると寒さへの耐久力が下がる。
デブも寒いものは寒いのだが、少し運動すれば体も温まりやすい。
痩せてしまうと脂肪が減って体温維持能力が下がってしまうので、冬場や夏のプールで体温を奪われて紫唇になりやすくなってしまう。
③キャラが不安定になる
「デブ」というのは一つの確立された世に愛されるキャラクターの一種である。
痩せるとそれまで確立されていたデブキャラが崩壊していくためキャラクターが不安定になる。
良くも悪くも一般人になってしまい、人の記憶に残りにくくなってしまう。
人はレッテルを貼ることでその人を格付けして安心感を得る生き物なので周りも少々動揺してしまう可能性もある。
しかししっかり痩せることができれば「ダイエットして物凄く痩せることのできた人」という位置付けになるので、それまではフワフワした立場を歩むことになる。
④服を買い換えるタイミングを見失う
デブの服はサイズの幅が広く体型が多少変動しても問題なく着れるようになっている。
しかしデブが痩せていくとどんどん服がぶかぶかになっていく。
太っていく時はパツパツになって嫌でも買い換えるのだが、痩せていく方は一応着れることは着れるのでタイミングを計ってしまう。
今買ってもまだ痩せてぶかぶかになってしまう。もう少し痩せてから買い換えようかな。などと考えてしまうのだ。
私服もそうだが、社会人になるとスーツ問題も発生する。
ちゃんと痩せるまではお高いスーツを買うのはハードルが高い。
⑤花粉症になりやすくなる説がある
これは諸説あり一概にそうだと言えるわけではないが、痩せると花粉症になりやすくなるという説がある。
個人差はあるものの体重によって許容できる花粉量が増減するために体重を減らすと許容できる花粉量が減ってしまって花粉症になりやすくなってしまう説。
世の中花粉症の人は物凄く多くその苦労している様子を見ると花粉症になりたくないと思う限りであるが、痩せるとその仲間入り速度が増すと思うとなかなかくるものがある。
繰り返すがあくまでそういう説があるというだけなので致命的なデメリットというわけではない。
⑥ただ太るだけでダイエット失敗者になる
生きている以上太ることはある。それまで痩せていた人もふとしたタイミングで太ってしまうことがある。
しかし一度でも太りデブになってしまった人は、再度太ってしまうと「失敗者」の烙印を押される。
単純に太ってしまった人と比べて明らかに扱いが酷い。だからこそ二度と太ってはならないというプレッシャーもとい太らないモチベーションになるというものでもあるが。
太ったままならただのデブだが、痩せて太るとダイエットに失敗したデブになってしまう。
終わりに
今回はデブが痩せるデメリットについて書いてみたがいかがだっただろうか。
痩せることのメリットも勿論あり、むしろデメリットよりメリットの方が多いかもしれない。
それでもデメリットも少なからずあることがわかってもらえたなら幸いである。
以上。