完全栄養食。完全食とも言われるこの究極の食べ物。噂に聞いていただけであったがついに手を出すことにした。
しかしながら完全栄養食を食べるだけでは面白くない。ということでダイエットとして完全栄養食を食べることにする。
元々私は糖質制限ダイエットを実施していた。だがおよそ1年前にやめてしまいリバウンドしてしまったのだった。
だからといって糖質制限ダイエットを否定する気は毛頭ない。むしろ良いダイエットだと思っている。
したがって今回は完全栄養食を取り入れた糖質制限ダイエットについて書いていく。
完全栄養食について
まずは完全栄養食について簡単に説明しておくと、その名の通り栄養素が完全な状態の食べ物だ。
つまり、人間の体が必要とする栄養素を適切なバランスで摂取することを可能にしたものだ。しかも手軽に!
製品には水に溶かす粉、既に溶かされた液体、パスタ、パンになっているものが多く、グミになっているものもある。簡単に摂取できるものと、それだけで飽きないようにされているものがあるといった感じだ。
完全栄養食を取り扱っている会社はいくつもあり、「COMP」、「BASE FOOD」、「Huel」、「日清」あたりが有名であろう。
それぞれの会社の詳しい情報はそれぞれの公式サイトを見てもらえればと思う。比較も別の記事にまとめるのでここでは簡単なものにしておく。
- COMP:粉、液体の他にグミも売っている。グミを売っているのはここくらい。
- BASE FOOD:パン、パスタを主に売っている。これだけ食べるのではなく、主食の置き換えを狙っているよう。インスタグラムなどSNSにも力を入れている。
- Huel:イギリスの会社。世界中で販売。粉、液体だけでなく、何故かトートバッグやパーカーも売っている。こちらもSNSに力が入っている。
- 日清:言わずと知れた会社。「All-In シリーズ」という商品で、パスタとヌードルを売っている。
完全栄養食をダイエットに取り入れるメリット
なぜ完全栄養食をダイエットに取り入れることにしたかをまとめておく。
1.栄養のことを考えなくていい
第一の理由は栄養のことを考えなくていい点だ。
ダイエットをすると基本的に食事制限を行うことになる。特に糖質制限を行うと、糖質のグラム数は目標値がハッキリしている上にコンビニなどでも栄養素の表記があるのでやりやすいのだが、その他の栄養素のことはおざなりになりがちだ。
健康になるためにダイエットを実施しているはずなのに栄養バランスを考えないのは不健康極まりない。
そこで完全食を導入すれば栄養バランスはかなり改善される。
しかも完全食の中にも糖質制限を意識したバランスになっている製品もあるので、糖質制限ダイエットとの相性が良いのだ。
2.コンビニなどでの誘惑が減る
今回のダイエットでは全ての食事を完全栄養食にするつもりはないが、晩御飯は完全栄養食に置き換えるつもりだ。
今までは会社帰りにコンビニなどに寄り、目につく美味しそうな物を買ってしまっていた。
特にデブは毎日毎日ついで買いのついで食いで太るのでこの気持ちがわかるはずだ。
以前糖質制限ダイエットを実施していた時もコンビニはよく利用しており、行くたびに美味しそうなものを我慢し、成分表示を見て糖質を計算していた。
しかし晩ごはんを完全栄養食に置き換えると、帰りにコンビニに依る必要がなくなるので誘惑がなくなる。
私のようにお昼がコンビニの場合は完全にコンビニ離れはできないが、それで最悪糖質を摂ってしまってもお昼なのでダメージは少ない。
個人的もデブ的にもこのメリットは相当大きい。
3.時間が生まれる
これは完全栄養食が誕生した理由の1つでもあるのだが、食事の時間が圧倒的に短縮されるので時間が生まれる。
先日在宅ワークでお昼ごはんを完全栄養食にしたのだが、粉を水に溶かして飲むだけなのでものの5分で食事が終わってしまった。私は残り時間を遊んでしまったが、がっつり寝るもよし、仕事するもよし、筋トレするもよし、瞑想するもよし、散歩するもよし、何でもできる。
晩ごはんを置き換えると買い物の時間、食べる時間、片付ける時間が圧倒的に短縮されるので夜の時間が長くなる。
私はしないが、毎日の昼、夜の1時間を短縮すれば年間でおよそ700時間も時間を生める計算になる。これはかなり凄いことだ。(人間としてどうかとは思うが)
完全栄養食のデメリット
逆に完全栄養食のデメリットについても書いておく。
1.食事の楽しみが減る
当然のことではあるが、食事の楽しみが減る。食事の楽しみを生贄に捧げて時間を生み出したようなものなので当たり前である。
しかしながらよく考えてみると、ダイエットというのは往々にしてそういうものではなかろうか。
なんならダイエットをしていないとしても、日々の食事を毎食毎食楽しんでいる人がどれだけいるだろうか。
それならば完全栄養食に置き換えてしまったほうが健康的にも時間的にも良いだろう。
そして週末だけ美味しいご飯を食べたり、友人や恋人などと食事に行く時だけ美味しいご飯を食べた方がより一層喜びが得られるのではないだろうか。
ここまで言ったが、基本的に日々の食事に対する興味、関心、喜び、楽しみはなくなる。それは事実。
2.お金がかかる
完全栄養食も安くはない。食費を抑えたいという人は手を出せないだろう。
1食あたりどのくらいカロリーを摂取するかにも依るが、1日2000kcal摂取するとして全食完全栄養食にすると、1日あたり2000円近くかかることになる。
ダイエットなので1日1600kcal摂取するとして、その内800kcalを完全栄養食に置き換えたとしても1日800円は完全栄養食にかかってしまうので、残りの食事分を考えるとやはり高い。
しかしながら普段コンビニなどで食べ物をたくさん買ってしまうデブにとっては大差ないかもしれない。私のようなコンビニ弁当とカップ麺プラスアルファを食べるようなデブであれば。
とはいえ摂取カロリーに対しての金額がかなり大きくなるので、やはりお金がかかってしまうのは疑いようのない現実だと言える。
今回導入する完全栄養食
完全栄養食の会社はいくつもあるが、今回利用していくのは「COMP」と「BASE FOOD」にする。
主に「COMP」の粉を食し、パンやパスタを食べたくなったら「BASE FOOD」を利用してストレス発散していく。
「Huel」や「日清」は気が向いたら買ってみるとして、ひとまずは上の2社で進めてみようと思う。
ダイエットの方針
今回のダイエットの方針としては、基本的に糖質制限ダイエットを行う。
1日1食以上を完全栄養食に置き換え、その完全栄養食もなるべく糖質制限を意識したものとする。
晩ごはんは基本的に完全栄養食とする。
人とご飯を食べる際は完全栄養食を食べず、昼食を食べに行くのであれば晩ごはんを、晩ごはんを食べに行くのであれば昼食を完全栄養食にする。
朝ごはんは基本的に牛乳、プロテインとし、完全栄養食のパンやパスタも食べてよいことにする。
上記はあくまで基本方針とし、無理せずダイエットを行う。
終わりに
前回ダイエットした際は糖質制限を行い20kg以上痩せたので今回も糖質制限を基本とした。
さらに完全栄養食を取り入れることでより良いダイエットになると思っているので、応援してもらえると嬉しい。
完全栄養食に興味があれば各社の購入ページで是非買ってみてほしい。
以上。